病気・ケガ

犬や猫の体調不良のサインとペット保険の通院補償

 毎日の中でワンちゃんやネコちゃんが、健康的に楽しく過ごしてくれる事が、何よりの幸せと考える飼い主さんもいらっしゃることでしょう。

しかし、ワンちゃんやネコちゃんが、病気やケガなどになってしまうことも残念ながらあり得ることなのです。そんな時に飼い主さんはワンちゃんやネコちゃんの体調の心配の他にも、手術や通院などの際にかかるお金の心配もしなければなりませんよね。

また、手術や処置をした後に飼い主さんが何をしてあげられるのかということも気になることではないでしょうか?

そこで、今回はワンちゃんやネコちゃんがペット保険に加入した際に通院に対しては補償があるのかどうかという点と、病気を治療したり手術をした後に飼い主さんが気をつけるべきポイントついてお伝えしたいと思います!

ペット保険ではどのような病気がカバーされるの?

ペット保険に加入する際に飼い主さんが気になることと言えば、どのような病気に対して保険金がおりるのかどうかという点ではないでしょうか?

ペット保険は去勢や、避妊手術、ワクチン接種など「健康体に施す処置」やワクチンなどで防げる病気などは補償の対象外になってしまうのです。

保険会社や契約したプランなどにより、支払われる保険金の限度額などは変わってきますが、散歩中などにケガをしてしまった場合や風邪、尿路結石、ガンや椎間板ヘルニアなどほとんどの病気は補償されます。しかし、契約してから発生する待機期間中になってしまった疾患などに関しては補償されなくなってしまう場合もありますので注意してください。

犬と猫はどんな病気に注意すればいいの?

ワンちゃんやネコちゃんの年齢により、注意すべき病気は変わってきます。

ワンちゃんですと、ガンや心臓病など老化に伴ってなってしまう確率が上がる病気などもありますし、ダックスフンドのようなワンちゃんですと、若いうちから椎間板ヘルニアなどになる確率が高くなっていますので、日常生活の中から飼い主さんがよく様子を見ておくことが大切なことです。

ネコちゃんが気をつけなければならない病気は、ワンちゃんと同じく、心臓病やガン、腎臓病は年齢が上がるにつれて注意した方が良いでしょう。また、ネコちゃんですと尿路結石や膀胱炎のような泌尿器科系の病気にかかってしまう可能性も高くなっています。これはネコちゃんの尿の濃度が高く、かつ少量ので済ませてしまうため、膀胱内や結石などができやすくなってしまうからです。

ペットが体調を崩してしまった!動物病院に行く前に飼い主さんが注意するポイントは?

ペットの突然の体調不良の際、飼い主さんは「どうしたのかな?大丈夫かな?」と心配になってしまうと思います。そんな時に動物病院への電話の中でワンちゃんやネコちゃんの異常を伝えることができれば、迅速な治療をしてもらえるかもしれません。

そこでここではワンちゃんやネコちゃんの体調不良のサインや、その際に飼い主さんがしてあげられることについてお教えさせていただきます。

 犬の体調不良のサイン

まず、注意しなければならない点は、ワンちゃんがご飯をきちんと食べているかどうかという点です。体調不良のワンちゃんはご飯をあまり食べなくなることが多く、ご飯を食べたとしても吐いてしまうことが多くなったりします。元気が無くなったり、普段だと喜ぶようなことに興味を示さなくなった時も体調不良の可能性がありますので、注意してください。

ワンちゃんの便やオシッコなどにも気をつけてください。消化器や泌尿器に異常が出ている場合には血尿がでたり、血便がでたりすることもあります。便秘などは、腸閉塞やヘルニアなど重大な病気のサインである場合もありますので、トイレ掃除の際などに、きちんと便や尿を確認するようにしてください。

イビキや呼吸が荒かったりする際にも気をつけてください。鼻の中に腫瘍ができているため、呼吸がしっかりとできていないということもありえます。運動などもしていない時も呼吸が荒いようでしたら肺炎や気管支炎、心臓病などの可能性もあります。風邪や発熱のために呼吸が荒くなっている場合もありえますので、きちんと様子をみておかしいようでしたら、動物病院に早めに連れて行くようにしましょう。

また、歩くのを嫌がったりする場合なども注意してください。椎間板ヘルニアや気管支、心臓などに疾患を抱えている場合もあります。足などにケガが見られないのに、散歩や運動を嫌がる場合は気をつけてワンちゃんの様子を見るようにしてください。

 猫の体調不良のサイン

ネコちゃんはワンちゃんと比べると泌尿器系の病気にかかりやすくなっています。これは先ほどお伝えした通り、ネコちゃんのオシッコの仕組みが原因になっています。そのため、トイレ掃除の際などにオシッコをしているかどうかをよく確認してください。

ネコちゃんが膀胱炎や尿路結石になっている場合、血尿やオシッコをしない、トイレ以外の場所でオシッコをしてしまうなどの症状が出ることがあります。そのような場合はなるべく早く動物病院に連れて行くようにしましょう。ご家庭でできる対策は水分をなるべく多く取らせることとなります。

嘔吐や食欲不振の際も注意が必要となります。ネコちゃんはワンちゃんと比べると毛玉を吐いたりするため、嘔吐は当たり前…とお考えの方もいらっしゃるかとは思いますが重大な病気の兆候の場合もあります。何度も繰り返してネコちゃんが嘔吐する場合は腸閉塞や、腎不全になってしまっていたり、異物を飲み込んでしまっているかもしれません。なるべく早く動物病院に連れて行き、原因を特定して治療を行うようにしましょう。

ただし、毛玉を吐くのはネコちゃんにとって当たり前のことですので、何度も繰り返して嘔吐をしないようなら大丈夫ではないかと思います。

呼吸が荒かったりする場合、心臓病や気管支炎や肺炎、トキソプラズマ症になっている可能性もあります。なるべく早く、動物病院に連れて行き、適切な処置を行ってもらうようにしましょう。

ワンちゃんもネコちゃんも言葉が話せないため、飼い主さんが仕草や行動などから体調不良を読み取る必要があるのです。そのため、なるべく早い段階で治療を行うことで苦しむ時間を減らすことができるのです。

ペット保険の通院補償ってどのようなものなの?

ワンちゃんやネコちゃんの通院や手術の際にかかる医療費は非常に高額なものとなり、飼い主さんの不安材料になりますよね。そんな時に助けになるものがペット保険です。

しかし、「手術などには保険金がおりるけど、通院などには補償はあるの?」とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 ペット保険に加入していない場合、動物病院に通院して診療などを受ける際は、飼い主さんが全額負担することになります。風邪や外耳炎や中耳炎のように通院を必要とするものでしたら、一回の通院で1万円程度を支払う場合もあるため、その分もきちんと補償がされるものが飼い主さんの理想のペット保険ですよね。
 
ほとんどのペット保険では通院補償があるため、飼い主さんはご安心していただいても良いのですが、通院や手術などに関しては限度額などを設けている保険会社もあるため注意が必要です。

通院補償をご希望の場合、まずは、そもそも通院補償があるかどうかを確認しましょう。その後は保険金の限度額などを各社から比較してみてください。補償の割合が高ければ良いとお考えの方もいらっしゃるとは思いますが、補償の限度額に達してしまった場合、せっかく入ったペット保険を使えなくなってしまうのです。また、通院の日数や1日に支払われる医療費の限度額にも注意して保険会社を比較してくださいね。

病気になった犬や猫に通院補償があれば安心!

 ワンちゃんやネコちゃんが病気になってしまった際にペット保険に加入していれば安心ですし、通院補償などもあれば、なにかおかしなことに気づいたらすぐに動物病院に連れて行けるため、ワンちゃんネコちゃんの病気が重症化する前に治療することができるのは大きなメリットですよね。

ケガや病気が重大なものになってしまうと治療に必要な期間なども長くなりますし、かかる医療費も高額なものになってしまうのです。そのため、重大なものになる前に治療などを行うことでワンちゃんやネコちゃんが苦しまずに毎日を過ごすことができるのです。

通院補償は各保険会社に大体あるものなのですが、各社の通院補償や入院補償、手術の回数などをよく比較して、ご自身のワンちゃんやネコちゃんに最適だと思うものを選ぶようにしてくださいね。

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