ペット保険

犬や猫のペット保険加入条件と年齢ごとのかかりやすい病気

大事な家族の一員であるネコちゃんやワンちゃんたちですが、彼らが年を重ねるスピードは早くあっという間に老齢になってしまいます。

年を重ねるスピードが早いだけではなく、ふとしたことで重い病気になってしまうこともあるのです。ネコちゃんやワンちゃんは言葉が話す事ができない為、体調が悪くても自分で動物病院に行ったり、飼い主さんに伝えたりすることができないため、気づいた時には重症化しているということもあります。

そのような時に、ネコちゃんやワンちゃんの通院や手術などにかかる医療費は、非常に高額なものになります。驚く飼い主さんも多いのではないでしょうか?

ペット保険に大事なネコちゃんやワンちゃんを加入させておけば、高くなってしまう医療費などの負担を減らすことができるのです。

そこで今回は、ネコちゃんやワンちゃんがペット保険に加入する際の条件や、年齢別でかかりやすくなる病気についてお教えしたいと思います。

ペット保険とはどんなものなの?

ネコちゃんやワンちゃんが、病気やケガをしてしまった時にかかる医療費は、基本的には飼い主さんが全額負担することになっています。しかし、その医療費は高額な場合も多く、一回の診療などに1万円を超えてしまうこともあります。

そんな時に飼い主さんの負担を減らしてくれるものがペット保険です。決められた補償の割合や限度額の中から保険金が支払われるため、医療費を格段に減らすことができるのです。

様々なケガや病気の治療に保険を使うこともできますが、去勢手術やワクチン手術などには補償されません。これは健康な身体に対する処置はペット保険の補償の対象外とされているためです。

しかし、補償がきかない病気などもありますので、ネコちゃんやワンちゃんがかかりやすい病気などを調べ、そちらに対する補償がされるのかどうかという点も注意すべきポイントの1つとなります。覚えておいてくださいね。

ネコちゃんやワンちゃんは年齢によってかかりやすい病気も変わってきます。幼齢、成齢、老齢と年を重ねるごとにかかりやすい病気も変わってきますし、命を落としてしまうリスクもどんどん上がってしまうのです。そんなときに医療費の心配などをせずに治療を行えるペット保険に加入しておけば安心ですが、飼い主さん自身が年齢によってかかりやすい病気などを把握しておけば、早期発見、早期治療をすることができ、それによってワンちゃんやネコちゃんがさらに長生きしてくれるかもしれないのです。

そこで、ここでは幼齢、成齢、老齢にわけてネコちゃんやワンちゃんのかかりやすい病気についてお教えさせていただきます。

幼齢期

生まれたばかりのネコちゃんやワンちゃんは免疫力が弱く、ちょっとしたことで体調を崩してしまいます。食欲不振や下痢などで命を落としてしまうこともあるのです。一度に食べられる食事の量が多くないため、低血糖状態になってしまう確率も高くなっていますので、食事を少量をこまめに与えるなどして、きちんと栄養をとれるようにしてあげましょう。冬などは特に寒く、体温を維持するためにエネルギーが必要な時期なので注意してくださいね。

また、子犬や子猫は風邪などもひきやすいですし、感染症にかかってしまう可能性が非常に高くなっています。そのため、ワクチン接種などをして感染症を防ぐと同時に、なにかおかしなことがある場合などには早めに動物病院に連れて行ってあげましょう。

成齢期

ネコちゃんやワンちゃんが成齢になりますと、体つきもたくましくなり、食事量も増えるため病気にはなりにくいだろうと思われる飼い主さんも多いかと思います。しかしそのような時期だからこそ注意が必要になるのです。

食事の量が子犬や子猫のときに比べて増えるため、どれくらい与えればいいのかがわからずにエサを与えすぎてしまうこともあるでしょうし、「ごはんをもっと欲しい!」というかわいいおねだりに負けてさらにエサを与えてしまうこともあるかもしれません。そんなワンちゃんやネコちゃんが陥りやすいのが生活習慣病である肥満です。特にネコちゃんの肥満ですと、尿道やオシッコの濃度が高く、もともとかかりやすい尿路結石などにさらに陥るリスクが高くなってしまうのです。

また、肥満は今現在問題が無くても、老齢になるにつれて様々な問題を引き起こすため、適正な食事量で十分に運動させるなどの対策をとってくださいね。

老齢期

老齢になるにつれて、ネコちゃんやワンちゃんの様々な病気になってしまう可能性はどんどん上がっていきます。心臓病やガン、腎臓病や椎間板ヘルニア、歯周病や痴呆などに老齢では気をつける必要があります。特に、手術などを行う場合には体力がないため、寿命を縮めてしまうこともあり、普段の生活の中から病気にならないように飼い主さんがきちんとエサの量や種類、運動などについて注意をしてあげてください。

老齢になると、歯が抜けていることもあり、若い頃と同じような食事では食べられないなどの問題が出てきます。運動についても同様で、必要になる運動量も減ってくるので、ネコちゃんやワンちゃんに負担がかからないように十分な運動をさせてあげるようにしましょう。

ペット保険に加入する際に必要になる条件は?

 飼い主さんがペット保険への加入を考えた時に気になることは、補償がどこまできくのか、保険料はいくらなのかということと、加入する際に必要な条件ではないでしょうか?

保険会社によって、必要になる加入条件は変わってきますが、共通している条件はほぼ一緒と言っても過言ではありません。そこで、ここでは必要とされる基本的な条件についてお伝えさせていただきます。

まず、確認しなければならない点は、ご自身のペットが補償の対象となるかどうかという点です。ネコちゃんやワンちゃんですと、ほとんどのペット保険で補償の対象になりますが、うさぎや鳥、ハリネズミなどのワンちゃんやネコちゃん以外のペットは加入することができないものもあるのでよく確認するようにしてくださいね。

ペット保険には、ネコちゃんやワンちゃんが契約できる年齢の上限があり、そちらを確認しておくことも重要になります。幼齢の時からペット保険に加入するという方は、ほとんどのペット保険で加入可能な年齢が生後31日からとなっているため、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、ご自身のペットが高齢になってから加入する際は注意するようにしましょう。

また、更新可能な年齢をあらかじめ把握しておくことも大切なことです。ほとんどのペット保険では加入した後は終身にわたり更新できますが、そうではないものもあります。そのため、契約できる年齢の上限だけではなく、更新できる年齢も同時に調べておくようにする方が良いでしょう。

そして、ペット保険に加入する際に、もっとも大事なことはご自身のネコちゃんやワンちゃんが健康体かどうかということです。契約する際に病気にかかっていたり、契約前になんらかのケガや病気になっている場合、加入できないペット保険もあります。契約できる場合もありますがー、ペット保険に加入する前になってしまった病気やケガに対しては契約中保険金がおりないなどの条件付きの契約になってしまうことがほとんどです。

保険会社によっては、動物病院での健康診断を受けてからでないと契約をしないということもありますが、ほとんどの場合は飼い主さんが健康状態や病歴を報告するだけで大丈夫です。この際、病歴をごまかして報告してしまいますと、保険金が支払われなくなったり、契約を取り消されてしまうこともありますので、しっかりと保険会社に書き漏らしのないように報告するようにしてくださいね。先天性の心臓病や、腎臓病や糖尿病、フィラリアや椎間板ヘルニアなどの病気になっていると、契約できないことや条件付きの契約になる場合があります。各保険会社によって、契約時に問題になる病気は違いますので、加入を考えている保険会社に確認するようにしてくださいね。

ペット保険に入って、病気の際も安心!

保険会社によって必要になる条件は異なりますが、今回ご紹介した条件は基本的なペット保険に共通する条件になります。年齢制限など、老齢になるペットを加入させる際にはよく確認してくださいね。

ネコちゃんやワンちゃんが病気に過去になってしまっている場合、契約できないことや、その病気が補償の対象外となることは先ほどご説明致しましたが、その心配を無くすために、幼齢からペット保険に加入しておいたほうが良いのではないかと思います。幼齢でも、成齢でも老齢に比べたら低い確率ですが、病気になってしまうのです。その時にペット保険に加入しているか、していないかで、治療をスムーズに行えるかが変わってきます。

大事な家族の一員であるペットを病気から守るために、なってしまってからも苦しまないようにペット保険に加入することを一度お考えになってみてはいかがでしょうか?

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