病気・ケガ

同じ行動を繰り返す、犬の脅迫神経症 とは?

ワンちゃんが何度も同じような行動を繰り返している場合には、強迫神経症という病気の可能性が考えられます。

そこで、今回は、強迫神経症がどのような原因で引き起こされるのか、どのような症状が現れるのか、治療法や予防法にはどのようなものがあるのかということについて、お伝えさせていただきます。

犬の強迫神経症はどのようなことが原因になり発症する?どのような病気なのかを教えて!

強迫神経症はワンちゃんだけではなく、人間やネコちゃんなどにも発症することのある病気です。この病気では、なにか同じ行動を繰り返してしまうのが特徴で、それらは常同行動と言われています。この常同行動が自分の意思ではやめられなくなってしまった状態のことを強制行動と呼び、ワンちゃんの場合ですと、舐性皮膚炎などの症状が現れるまで同じ行動を繰り返してしまうこともあるのです。

強迫神経症の原因は、ワンちゃんがストレスを強く感じていることが原因になっていることもあります。このような場合には、飼い主さんとワンちゃんのコミュニケーションやスキンシップが足りていない、長時間にわたって、お留守番をさせている、犬小屋やケージに閉じ込めっぱなしにしている、散歩の時間が足りていないということも考えられますので、注意してあげるようにしてください。

また、痴呆症などで脳内に変性が生じた際には、これらの異常行動が見られるようになりますし、遺伝も原因の一つであると言われていますので、ワンちゃんの様子がどこかおかしいようでしたら、すぐに動物病院に連れて行くようにし、適切な処置を受けさせるようにするのが良いでしょう。

特に、ドーベルマンやゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、ジャーマンシェパードなどは、遺伝的にこの強迫神経症を発症しやすい傾向がありますので、注意してあげてくださいね。

犬が強迫神経症を発症した際にはどのような症状が現れるのかについて教えて!

ワンちゃんが強迫神経症を発症してしまった際に現れる代表的な症状が、しっぽや前足などの身体の一部を繰り返し、かんだり、舐めてしまったりするというものです。脇腹や前足、しっぽなどの口が届く範囲を繰り返し舐めてしまい、舐性皮膚炎を発症してしまうこともありますので、注意してあげるようにしましょう。

行動面では、部屋の同じ場所を往復し続けるような素振りを見せる、自分のしっぽを延々と追いかけ回すようになる、何も吠える理由が見当たらないのに吠え続けるなどのものがあります。その他にも、影や光を延々と追いかける、空中に足を伸ばしたり、おもちゃを放り上げる、おもちゃや椅子などの表面を延々と舐め続けるというのも強迫神経症の症状ですので、ワンちゃんの様子に注意して観察するようにしてあげてください。

これら全ての症状が、あらわれるわけではありませんが、同じ行動を繰り返しているうちに、ワンちゃんがこれらの行動をやめられなくなってしまうことが問題ですので、できるだけ早いうちに飼い主さんが対策を講じてあげましょう。

犬の強迫神経症はどのように治療を行うの?効果的な予防法にはどのようなものがある?

強迫神経症の原因には、様々なものがありますので、それらにあわせた治療法がとられます。ワンちゃんが同じ所をしきりに気にして舐めたり、噛んだりしている様子が見られるようでしたら、皮膚病、寄生虫の感染、アレルギーや細菌感染の可能性がありますし、てんかんや視野の悪化など様々な可能性が考えられますので、原因を特定すると共に、これらの治療が優先されることもあるのです。

また、強迫神経症の原因がストレスなどではないかと考えられる場合には、それらを愛唱することが必要になります。具体的には、スキンシップなどが不足している場合には、スキンシップをしっかりと取るようにし、ワンちゃんとのコミュニケーションの時間を多く取るようにする、ワンちゃんをケージや犬小屋などに過剰に拘束しているという場合には、できるだけワンちゃんを自由に動き回れる時間や空間をつくってあげるようにする、運動不足などが原因の場合には、散歩の時間や頻度を増やし、可能でしたらドッグランに連れて行ってあげるようにするなど、ストレスの解消の方法は様々です。

ワンちゃんの常同行動や強制行動が起きた時に、しつけを行なうことで、これらの行動をある程度抑制することもできますので、一度試してみるのも良いかもしれません。

獣医さんの判断で、抗うつ剤の一種であるエンドルフィン遮断薬などが処方されることもありますので、治療方針については獣医さんとよく相談した上で決定するようにしましょう。

ワンちゃんの強迫神経症の予防方法には、「これをしておけば大丈夫!」という効果的な予防法はありません。そのため、日々の生活の中から飼い主さんがワンちゃんの様子に注意し、ストレスなどを最小限に抑えるようにしてあげましょう。それに加えて、ワンちゃんとの接し方や、運動量、飼育環境が適切かということを一度見直してみるのも、良いかもしれませんよ。

犬の強迫神経症の予防は日々の生活の中から!ストレスなどには要注意!

ワンちゃんの強迫神経症はストレスが原因になっていることが多い病気ですので、ご自身のワンちゃんのストレスについては特に注意して対策してあげるようにしてください。

人間にとってストレスにならないものがワンちゃんたちにとってはストレスということもありますので、ワンちゃんの表情や態度、しぐさに注目してあげましょう。

今回、お伝えさせていただきました情報が飼い主さんとワンちゃんの毎日をより良いものにするお手伝いになりますことを願っております。

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