基礎知識

犬を飼うメリットと飼う前の準備、犬種による性格について

今まで、ペットを飼ったことがないけど、ペットを飼ってみたいという方もいらっしゃることだと思います。そんなときに話に上がるのがワンちゃんかネコちゃんどっちがより良いのかということではないでしょうか?

「犬は言うことを聞くから好き」「犬は散歩が大変だからちょっとね…」「猫は世話が楽」「猫は気ままだからちょっと好きじゃない」などポジティブな意見もネガティブな意見も両方あるためどちらが良いかということは一概には言えませんが、これから共に過ごす家族ですし、悩む気持ちもあると思います。

ワンちゃんを飼う方向に気持ちが傾いている方がさらに気になることは、飼う時に気をつけなければいけないことや、犬種によって性格などがどれくらい変わるのかということではないでしょうか?

そこで今回は、ワンちゃんを飼うことをお考えの方のために、初めてワンちゃんを飼う際の心構えや必要なものについてお伝えさせていただきます!

初めて犬を家に迎える!大切な家族の選び方とその準備は?

ペットを家族に迎えるのが初めてもいう人は、何を用意すれば良いのかという点について不安をお抱えではないかと思います。また、漠然と「ワンちゃんを飼おう!」と決断された方ですと、どんな子を家族に迎えればいいのかわからないとお思いの方もいることでしょう。そこで、ここでは飼い主さんと相性が良いワンちゃんを家族に迎える方法や、家族に迎えるまでの準備や心構えについてお伝えさせていただきます!

まず、どんなワンちゃんを家族に迎えるかという点についてですが、これに関しては「この子と共に生活したい!」という子を選ぶことが第一です。しかし、大型犬などですと、住居スペースや、必要な食事量、運動量が多く飼い主さんの負担も増える場合もあります。特に、一人暮らしの方ですと、その負担は相当なものですのでよく考えて決断するようにしてくださいね。

どんなワンちゃんを家族に迎えるのかということを考える際になによりも大事なことは、ワンちゃんの一生を共に最後まで過ごす気持ちで生活を始められるようにしておくということです。エサ代はもちろん、狂犬病やその他の病気からワンちゃんを守るために必要なワクチン接種や、ケガや病気の場合の医療費なども必要になってきます。特に、大型犬は関節系のケガをしやすかったり、ガンになってしまう可能性が高いなど、高齢になればなるほど、医療費がかかってしまうものなのです。そのため、医療費を積み立てておく、ペット保険に加入しておくなどの対策を考えることが大事なことです。

ご家族とよく話し合い、色々な点からどの子を飼うのか、どのように医療費やエサ代などを使っていくかということを決めておくのも大事なことになってきますので、突然ワンちゃんをペットショップから迎えて、ご家族に怒られるということも避けるようにしてくださいね。

ワンちゃんを飼う際にはケージなどを置くスペースを用意することも大事なことですし、エサやペットシーツ、リードなど一通りの必要なものを用意して置く必要があります。ワンちゃんの体の大きさなどによって必要になるサイズは違いますので、ジャストサイズのものを用意してあげるようにしましょう。

よく、言われているのですが、飼い主さんは自分の顔に似ているワンちゃんを無意識に選んでしまうことがあるそうです。ワンちゃんも一匹一匹、表情や性格なども違うため、飼育する上での条件などに不安がなければ、一目惚れで家族に迎えるワンちゃんを決めるのも悪くないかもしれませんね。

犬種によって、性格や特性なども違う?人気の犬の性格や特性について

一目惚れをして、ワンちゃんを家族に迎える人がほとんどだとは思いますが、自分の好みの犬種の中から、色んなことを調べて、自分と生活を共にするパートナーを選びたいと考える人もいるのではないかと思います。そんな時に、気になることと言えば、ダックスフンドやチワワなどの日本で人気のある犬種の性格や特性、なりやすいケガなどではないでしょうか?そこでここでは、みなさんもよく見たことのあるワンちゃんたちの性格や特性などについてお伝えさせていただきます。

柴犬

日本を代表する犬種であり、アメリカなどの海外で人気のワンちゃんである柴犬ですが、飼い主さんに対する忠誠心が強く、知らない人に対する警戒心が非常に強いワンちゃんだと言われています。そのため、知らない人に吠えてしまうこともあり、飼い主さんがきちんとしつけをすることを求められるので、きちんと信頼関係を築いていく必要があります。飼い主さんがきちんとリーダーとして振舞っていれば、柴犬はちゃんと信頼してなついてくれます。師弟関係のような関係でパートナーとして過ごすには最適な犬ではないでしょうか?

運動能力も高く、必要になる運動量も多いので、散歩やそれなりの運動を毎日させてあげないとストレスが溜まってしまうこともあります。しかし、運動をきちんとさせていれば、室内犬として飼うこともできますし、お家の中ではおとなしくさせるということもできます。柴犬を飼う際には、きちんと毎日の散歩など運動をきちんとさせてあげられるかという点についてもよく考えるようにしましょう。

ダックスフンド

ダックスフンドは胴長で短足という非常に特徴的な見た目をしており、日本では大人気の犬種の一つですよね。一回り身体のサイズを小さくしたミニチュアダックスフンドというワンちゃんもおり、そちらもペットとして人気です。親しみやすい見た目とは違い、元々狩猟犬のダックスフンドは非常に気が強く、勇敢な性格をしています。警戒心も強いため、飼い主さんの家族以外には懐きにくく、社交性はあまり高くはありません。

初対面の人やワンちゃんなどに警戒心を持ち、気が強い性格のため、攻撃的に向かっていきやすいこともあります。ダックスフンドの飼い主になる際は、リーダーとして振る舞い、家族の中できちんとしつける必要があります。そうすることで他者に向かう攻撃性を抑えることができるので、ダックスフンドを飼う際はきちんと愛情を持ってしつけてあげてください。

胴長短足という特性上、関節などの疾患になりやすくなっておりますので、フローリングでしたらカーペットを敷くなどの対策をとり、万が一の時のために医療費を積み立てる、ペット保険に加入するなどのことを考えておきましょう。

チワワ

CMなどでみなさんも見かけたこともあり、体が小さく女性に人気の犬種であるチワワですが、小さく愛らしい見た目とは違い、非常に活発であり運動が大好きなワンちゃんです。そのため、きちんと散歩などをする必要があります。縄張り意識が強く、他者に対する警戒心が強いワンちゃんですので、他のワンちゃんに吠えたりしてしまうこともあり、飼い主さんが家庭の中でリーダーとしてチワワを守り、しつける存在だと覚えさせることで、それを防ぐこともできます。小さい時などに甘やかしすぎたりしてしまうと、外では臆病なのに家では横暴に振る舞う内弁慶になってしまう子もいるので注意するようにしてください。

飼い主さんに対する愛情はとても深く、時に甘えん坊ですが、きちんと一人前の犬です。小さくても大型犬に吠えたりする勇敢さなどギャップも多いチワワは、特徴的な見た目から眼球が飛び出してしまうこともありますし、関節系の疾患になることもありますので、ペット保険などに加入しておくと安心ですよ。

ヨークシャーテリア

特徴的な見た目から優雅で大人しそうな見た目をしているヨークシャーテリアですが、元々、ヨークシャーテリアは狩猟犬であるため、見た目とは裏腹にきつい性格をしているのです。賢く勇敢で、人見知りせずに知らない人やワンちゃんに寄っていくなど、社交的な性格ですが、きちんとしつけていないと、攻撃的に向かっていくこともあります。そのため、小さい頃からしつけを行う必要です。

遊びが好きな犬種ですので、小さなお子さんがいるご家庭ですと、良いパートナーになることでしょう。活発なワンちゃんですが、必要とする運動量はそこまで多くはありませんので、散歩は短めでも大丈夫です。

ヨークシャーテリアは椎間板ヘルニアや、歯周病、虫歯などになりやすく、エサをあげすぎると肥満になりやすい犬種です。そのため、飼い主さんが日々の生活の中からそうならないように対策をしてあげる必要があるのです。

ワンちゃんと毎日を過ごすことは素晴らしいのです!

今回は、ワンちゃんの初めて家族に迎える際に覚えておいていただきたいことや心構えについてお伝えさせていただきました。どんなワンちゃんを家族に迎えるかは飼い主さんによって変わってきますが、家族に迎えた後にはきっとどんなワンちゃんでも最高のパートナーになることは間違いないでしょう。

ワンちゃんは言葉で気持ちを伝えることはできません。そのため、飼い主さんがきちんと毎日の中で変化や、不調に気づく必要もありますし、最後まで飼い主さんとしての責任を果たしてあげなければならないのです。

ワンちゃんを家族に迎えることをワクワクしてきますよね。みなさんの毎日をより良いものにしてくれるワンちゃんとの生活、最適なパートナーを選ぶお手伝いになれば幸いです!

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