病気・ケガ

「犬の鞭虫症」原因や症状、治療法について

今回は、ワンちゃんの鞭虫症の原因、引き起こす症状、治療法や予防法、治療に必要な医療費、ペット保険の必要性についてお伝えさせていただきます。

犬の鞭虫症はどのようなことが原因になり発症するの?

ここでは、ワンちゃんの鞭虫症の原因についてお伝えさせていただきます。

ワンちゃんの鞭虫症は、鞭虫と呼ばれる長さ5cmから7cm程度の吸血性の寄生虫にワンちゃんが感染してしまうことで引き起こされる病気になっています。

鞭虫は犬に感染する一般的な寄生虫であり、大腸や盲腸に寄生しますので、消化器系に悪影響を及ぼしてしまうのです。鞭虫に感染したワンちゃんの便とともに排泄される虫卵を口にしてしまうことで鞭虫の感染は起こりますが、親から子への垂直感染は起こらないという特徴があります。

鞭虫症は鞭虫に寄生されたとしても、鞭虫の数が少ない場合には無症状であることも多いのですが、多数の鞭虫に寄生されてしまいますと、さまざまな悪影響をワンちゃんに及ぼしますので、早期発見を心がけるようにしてください。

鞭虫症の原因としましては、鞭虫に感染したワンちゃんの糞を口にしてしまうことや、虫卵が混ざった水を舐めてしまう事、身体に付着した虫卵をグルーミングなどの際に飲み込んでしまうことなどがありますので、飼い主さんが対策をすることができるものについてはしっかりと対策をするようにしてくださいね。

鞭虫症が犬の身体に引き起こす症状について教えて!

ここでは、鞭虫症がワンちゃんの身体に引き起こす症状、日常生活の中から注意したほうが良い症状についてお伝えさせていただきます。

鞭虫症がワンちゃんの身体に引き起こす症状としましては、大調整の下痢、粘液や血が混ざった下痢便を少量ずつ繰り返すようになる、貧血、体重減少などのものがあります。

鞭虫は吸血性の寄生虫であるため、貧血などの症状を引き起こしますし、血が混ざった下痢便などの症状は鞭虫症だけでなく、その他の病気のサインとしてもあらわれるものですので、日常生活の中から排泄物の確認はするようにし、何かワンちゃんの身体や様子に異常がみられるようでしたらすぐに動物病院に連れて行くようにし、適切な処置をうけさせるようにしましょう。

犬の鞭虫症の治療法や予防法は?必要な医療費やペット保険に加入したほうが良いのかについて教えて!

ここでは、ワンちゃんの鞭虫症の治療法や予防法、治療に必要な医療費、ペット保険の必要性などについてお伝えさせていただきます。

ワンちゃんの鞭虫症の治療法としましては、貧血や下痢などの症状が重い場合には輸液や輸血などの対症療法をとることもありますし、駆虫薬を用いて体内の鞭虫を駆除するというものです。しかし、鞭虫症の虫卵は生命力が強いため数年間にわたって感染力を維持することもありますので、定期的な駆虫が必要になります。

鞭虫症の予防法としましては、月に1度は駆虫薬を投与し、鞭虫を駆虫することが重要になりますし、外での拾い食いや他のワンちゃんの便に近づけないようにする、ワンちゃんの身体を清潔な状態に保つということが効果的ですので、日々の生活の中から心がけるようにしてくださいね。

鞭虫症の治療に必要な医療費としましては、1回の通院につき5000円を超えることもありますし、定期的な通院が必要になることもありますので、結果として飼い主さんが思っているよりも高額な医療費が必要になることもあります。万が一の際に備えて、ペット保険に加入しておくと鞭虫症だけでなく、その他の病気の際に安心して治療をうけさせることができます。

ペット保険にはさまざまな商品があり、補償割合や通院、入院限度日数などもことなりますので、さまざまなペット保険を比較した上でご自身のワンちゃんに最も良いと思うペット保険に加入することをおすすめいたします。

今回お伝えさせていただきました情報飼い主さんとワンちゃんの生活をより良いものにする上で役に立つものでありますことを願っております。

お問い合わせはこちら【通話無料】募集代理店:アイ・エフ・クリエイト0120-616-400【受付時間】9:30~18:00(年末年始、日曜、祝日は除く)

この記事を書いた人

ペットのいろは編集者 皆様が安心してペットたちと過ごせるよう、有益な情報を発信してまいります。