病気・ケガ

猫の下痢 何日も続いている際に考えられる病気や予防法

毎日を共にする大切なパートナーであるネコちゃんの体調について、様々な心配があるという飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか?

そのような時に飼い主さんが健康かどうかをチェックする時に真っ先に確認するものといえば、排泄物の状態や食欲の有無だと思います。

特に、下痢などが続いていたりする場合にはネコちゃんの健康に問題を抱えていることもありますので、飼い主さんが日々の生活の中から気をつけて上げる必要があるのです。

今回は、ネコちゃんの下痢が続いている際に飼い主さんが気をつけたほうが良いことや、注意しなければいけない病気、下痢を予防、改善するためにできることについてお伝えさせていただきます。

ネコちゃんが下痢になってしまう理由はなに?

ネコちゃんにとって、下痢は病気や体調不良のサインであり、飼い主さんはそれらについて注意する必要があります。特に子猫は、下痢などで命を落としてしまうこともありますので、「下痢くらい大丈夫だろう」と見過ごさないように気をつけなければならないのです。

病気以外の場合には、ストレスが原因となり下痢になってしまうこともありますので、飼い主さんが日々の生活の中から下痢を改善してあげることができるかもしれませんよね。

ここでは、ストレスが原因となり下痢になっている場合、どのようなものがストレスになっているのかということについてお伝えさせていただきます。

ネコちゃんが下痢になっている場合に考えられるストレスは様々なもので、何がストレスになっているのかということについて理解しておく必要があります。

ネコちゃんは環境の変化や、いつもと同じことができない、いつもと同じものが食べられないということにストレスを感じてしまうことが多い繊細な動物なのです。

引っ越しをした後にネコちゃんが下痢になってしまった場合には、環境の変化によるストレスが影響していることもありますので、環境に慣れて、落ち着くまでは体調に注意して上げる必要があります。環境によるストレスは他にも、知らない人が家に来た、新しい家族が増えたという場合にも下痢になってしまいやすいので気をつけてくださいね。

普段与えているエサを変えたという場合にも、ストレスを感じてしまい下痢になってしまうこともあるでしょう。エサを変えるという際には、普段のエサに新しく変える予定のエサを徐々に混ぜていき、ゆっくりとエサを変えてあげるようにすると、ネコちゃんのストレスを軽減することができると思いますよ。

キャットフードの添加物にも注意してください。添加物が多い場合には、ネコちゃんにとってアレルギーになってしまうかもしれない成分が含まれていることがありますので、なるべく添加物が少ないものを選ぶようにすると安心かもしれません。また、エサの量が多かったり、キャットフード以外の者を与えてしまっている場合にも下痢になってしまうかもしれない可能性があります。ご自身のネコちゃんに適切な量を与えるようにすると良いでしょう。

病気以外の理由で、ネコちゃんが下痢になってしまう場合には生活習慣などが原因になり引き起こされることが多くなっていますので、下痢が続いている場合には一度、ネコちゃんの生活について注意深く観察して見るのが良いと思いますよ。

ネコちゃんの下痢が続いている場合に考えられる病気はなに?

ネコちゃんの下痢が続いている際には、ストレスや食事などの生活習慣以外が原因となっている可能性も考える必要があります。

様々な病気の一症状として、下痢が見られることもありますので、飼い主さんがそれらの病気についての知識を持っておくと、いざという時に役立つことでしょう。

ここでは、ネコちゃんの下痢が続いている時に考えられる病気についてお伝えさせていただきます。

ネコちゃんがパルボウイルスやコロナウイルスなどのウイルスに感染してしまった際には、下痢が症状として見られることがほとんどです。それ以外にも嘔吐や発熱と言った症状が出ます。ネコちゃんが自由に外に出られる様にしていると他の感染しているネコちゃんからウイルスをもらってきてしまうので、完全室内飼育にするとウイルスが原因となる下痢は防げるでしょう。

パルボウイルスはワクチンで予防がすることができますので、動物病院で相談してみるのも良いと思いますよ。

ネコちゃんが外に自由に出られるようにしている場合には寄生虫に感染してしまい、それが原因となり下痢が続いてしまうこともあります。

完全室内飼育にすれば、寄生虫への感染は防げますので、なるべくネコちゃんを外に出さないようにしましょう。元野良猫の場合にも、寄生虫などに感染している可能性がありますので、家族に迎えるという場合には動物病院に一度連れて行き、適切な処置をしてもらうようにしましょうね。

胃腸炎などが原因となり、下痢が続いているということも考えられます。それ以外にも内臓系の疾患が原因であることもありますし、様々な病気の症状として下痢が見られるのです。

病気などが原因となっている場合には、下痢以外にも、嘔吐や発熱が伴うこともありますので、早めに動物病院に連れて行き、検査などを行い、どの病気が原因になっているのかということを明らかにし、治療をするようにしましょう。

7歳以上の高齢のネコちゃんは、内臓系の病気が原因の下痢になりやすくなっているので特に気をつけてくださいね。

ネコちゃんの下痢を予防するために飼い主さんができることは?

ネコちゃんの下痢を予防する上で重要な事は、ウイルス感染や病気にならないように気をつけることと、アレルギーなどに気をつけるということです。

ウイルス感染などが原因になる場合には、ワクチンや他のネコちゃんとの接触を無くし、完全室内飼育をすることが一番の予防法とも言えます。下痢を放置しておくと、更に症状が悪化してしまうこともありますので、ネコちゃんの体調があまり良くなさそうでしたら早めに動物病院での診察を受けるようにしましょう。

病気などが原因になっている場合には、様々な病気の可能性が考えられるため、「この予防法を実践すれば絶対に大丈夫」というものは存在しませんが、健康状態を良好に保ち、ストレスを与えないようにすることで病気になってしまうリスクを軽減することができますので、気をつけるようにしてくださいね。

キャットフードの添加物が多いものですと、アレルギー反応を起こしてしまい、下痢になってしまうというネコちゃんの場合には、添加物が少ないキャットフードを選ぶようにすると良いでしょう。その際、突然新しいものに変えてしまうと、ストレスが溜まってしまいます。徐々にキャットフードを変えていくようにしましょう。

ストレスを与えないように生活をさせるようにするということも、ネコちゃんの下痢予防をする上では大切なことです。ネコちゃんは環境の変化などに弱く、些細な変化や知らない人との接触にストレスを感じてしまうこともありますので、注意してくださいね。

ネコちゃんが下痢になってしまった際には、飼い主さんが注意してあげましょう

ネコちゃんの下痢は、飼い主さんなら誰でも一度は体験したことがあるものだと思います。そのような場合に、何が原因になっているのかということについて知っておくことで、動物病院に行く際や、予防をする上では必ず役にたつでしょう。

言葉が話すことができないネコちゃんは体調不良などを飼い主さんに伝えることができません。下痢や嘔吐などの症状を見逃さないようにすることで、ネコちゃんの病気が悪化してしまうことも防ぐことができますし、苦しむ時間を減らすことができると思いますよ。

今回、お伝えさせていただきましたネコちゃんの下痢についての情報が、飼い主さんとネコちゃんが楽しく過ごしていくお手伝いになりますことを願っています。

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