病気・ケガ

【猫の結核について】原因や症状、治療法について

人間でも発症する結核が、実はネコちゃんにも感染する人獣共通感染症なのですが、「ネコちゃんにも感染するなんて知らなかった…。」という飼い主さんも意外と多いのではないかと思います。

結核という病気は人間からネコちゃんに感染することもありますし、野生動物からも感染する可能性がありますので、日々の生活の中から対策を講じるようにし、万が一発症してしまった際には早期発見、早期治療を心がけるようにしてネコちゃんが苦しむかもしれない時間を最小限に抑えるようにするのが良いでしょう。

そこで、今回は、ネコちゃんの結核の原因や感染方法、結核を発症した際にあらわれる症状、治療法や予防法などについての情報を飼い主さんにお伝えさせていただきます。

猫の結核の原因にはどのようなものがあるの?感染経路はどこから?

ネコちゃんの結核は日々の生活の中から感染の危険性がある病気ですので、飼い主さんが結核の原因についてしっかりと知識を持っておくようにし、予防や早期発見、早期治療を心がけるようにすると良いでしょう。

飼い主さんが気になることと言えば、「結核の原因や発症のメカニズム、感染経路は?」ということではないでしょうか?

そこで、ここでは結核がどのようなことが原因になり発症するのかということと、考えられる主な感染経路についてお伝えさせていただきます。

結核はマイコバクテリウム属の結核菌にネコちゃんが感染することにより引き起こされる病気であり、人間や犬や猫などにも感染する可能性がある人獣共通感染症となっています。感染した動物の体内における免疫力の状態によっては無症状であることもありますが、免疫力が低下している場合などにはさまざまな症状を引き起こしてしまうのです。

結核の感染経路は主に、空気感染と経口感染の2つに大きくわけられ、空気感染の場合には結核を発症している動物からの咳やくしゃみ、飛んできたツバなどから感染します。経口感染の場合には、子猫が母親の被毛についた結核菌を舐めてしまうことや、小動物を捕食した際などに結核菌に感染してしまうのです。

ネコちゃんの結核は、ネコちゃんを苦しめてしまうだけではなく、飼い主さんの免疫力が低下している場合には飼い主さんに感染する危険性もありますので、結核の原因や感染経路についてしっかりと理解しておくようにし、結核の予防や早期発見、早期治療を心がけるようにすると安心でしょう。

猫が結核を発症してしまった際にはどのような症状があらわれるようになるの?

ネコちゃんの結核は免疫力が低下している場合にのみ症状があらわれます。免疫力が低下していない場合には無症状であることがほとんどですので、症状があらわれた際にはすぐに動物病院に連れていくなどの早期発見、早期治療のための対策が必要になるのです。

飼い主さんが気になることと言えば、「ネコちゃんが結核を発症した際にどのような症状があらわれるの?」ということではないでしょうか?

ネコちゃんの早期発見、早期治療を行なうためには結核を発症した際にあらわれる症状について飼い主さんがしっかりと知識を持っておくようにすることが役に立ちます。

そこで、ここではネコちゃんが結核を発症した際に現れる症状にはどのようなものがあるのかということについてお伝えさせていただきます。

ネコちゃんが結核を発症した際には、免疫力の低下により、さまざまな症状が引き起こされます。しかし、人間が結核を発症した時にあらわれるような肺の症状はあまりあらわれることはありません。主な症状としては、のどや首元のリンパ節が腫れる、よだれの量の増加や、発熱、元気がなくなる、食欲不振や体重の減少といった風邪のような症状があらわれるようになります。

風邪のような漠然とした症状があらわれることが多くなっていますので、発見が遅れてしまうこともあるかもしれません。そのため、何かおかしな様子が見られるようでしたらすぐに動物病院に連れて行くようにし、獣医さんのもとで検査をしてもらうようにし、適切な処置を受けさせるようにしてくださいね。

猫の結核の治療はどのように行なうの?予防するために必要なことは何?

ネコちゃんが結核を発症した際には、さまざまな症状が引き起こされますので、早期発見、早期治療を行い、ネコちゃんの苦しむかもしれない時間を最小限に抑えるようにした方が良いでしょう。それに加えて、ネコちゃんの結核を日々の生活の中から予防すると安心ですよね。

そこで、ここではネコちゃんの結核の治療法や予防法などについてお伝えさせていただきます。

ネコちゃんの結核の治療法は基本的に、複数の薬物を用いて症状に合わせた対症療法をとり、症状を緩和すると共に、低下した免疫力を回復させるという治療法がとられます。投薬しているのにも関わらず、症状が改善されない場合は結核菌が検出された内蔵などを外科手術で切除するということもありますので、獣医さんに相談してからどのような治療法を取るのかを決定するようにしてくださいね。

ネコちゃんの結核の予防には、ネコちゃんを完全室内飼育で飼育することが効果的です。他の野生生物がネコちゃんに接触することでも結核菌の感染はおこりますので、結核菌にネコちゃんが感染するかもしれない可能性を完全に排除することで、結核の発症は防げるのです。そのためにも、飼い主さんも結核菌に感染しないように注意するようにしてくださいね。

猫の結核は、日常生活の中に感染の可能性がある病気?飼い主さんが注意してあげましょう!

ネコちゃんの結核は日常生活の中から感染する可能性がある病気ですので、日々の生活の中から飼い主さんが結核菌の感染の可能性を減らすようにするとネコちゃんも苦しむことなく、楽しく毎日を過ごすことができますよね。

結核を発症してしまった際には、ネコちゃんの身体に様々な症状を引き起こしてしまいますので、できるだけ、早期発見、早期治療を心がけるようにし、ネコちゃんが苦しむかもしれない時間を最小限に抑えるようにしてあげてくださいね。また、結核はネコちゃんから人間にも、人間からネコちゃんにも感染する可能性がある病気ですので、それについても注意すると良いと思いますよ。

今回お伝えさせていただきました情報が飼い主さんとネコちゃんの楽しい毎日をより良いものにする上で役立つものであることを願っております。

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